Jimutenコラム
2020年10月26日 [コラム]
医療事務講座を選ぶ前に知っておきたい! 医療事務講座の選び方
近年は「医療事務について学びたい」という方に向け、さまざまな機関が医療事務講座を開講しています。
自分に合う講座を選びやすくなった一方で、「どの医療事務講座を選べばいいの?」と迷ってしまう方も少なくありません。
ここでは医療事務講座を選ぶポイントや、選ぶ際の注意点をご紹介します。
医療事務講座の選び方! ここをチェックしよう!
医療事務講座の受講方法やカリキュラム、料金などは口座ごとに異なります。数ある医療事務講座の中から自分に合うものを見つけるには、以下を参考に比較検討してみましょう。
通学か、通信教育か
医療事務講座には「通学型」「通信教育型」の2タイプがあります。
どちらも学ぶ内容は同じですが、通学型は「同じ志を持つ仲間と勉強できる」「講師にその場で質問ができる」といったメリットがあります。講師と仲間と自分で授業を作り上げていくため、自宅学習でモチベーションが保ちにくい方にはおすすめです。
一方の「通信教育型」は、自宅での学習によってマイペースに勉強を進められます。また、通学型に比べると費用面(受講費、入学費、交通費)などを節約できることが多いでしょう。分からないことはメールやチャットなどでいつでも質問可能です(返答へのタイムラグは生じます)。
さらに最近では、WEBを活用してオンライン授業に参加できるところも。通信教育ながらもリアルタイムでの授業を受けられるほか、録画した授業を後から見返すことも可能です。
通学型、通信教育型のどちらがいいかは、自分の学習スタイルやライフスタイル、毎日勉強のために確保できる時間によって変わります。自分に合う方を選びましょう。
自分が取りたい資格を取り扱っているか
医療事務の資格にはさまざまな種類があります。もし取得したい資格がある場合は、その資格に対応している口座かどうかをチェックするとよいでしょう。
カリキュラム、教材、サポート体制
医療事務講座のカリキュラムや教材、サポート体制が充実していると、より学びやすい環境を手に入れられます。
特にサポートが充実しているかどうかは重要です。医療事務の勉強では専門知識をたくさん覚えなければいけないので、疑問点や不明点を速やかに解決できるかどうかで学習スピードが変わってきます。
医療事務講座を選ぶ際の注意点は?
医療事務講座を選ぶ際は、「法改正に対応しているか」「就職のサポートシステムがあるか」といった点に注意が必要です。
医療事務で扱う「診療報酬点数」は、2年に1度のペースで改正や見直しがなされます。そのため、勉強をする際は最新の情報を学ぶ必要があるのです。古い知識のままでは、試験に合格できなくなる可能性も生じます。
希望する医療事務講座が法改正に随時対応し、補足や修正をおこなっているかを確認しておきましょう。
また、医療事務の資格を取る方の多くは「就職」を見据えていることでしょう。
就職を目的としている方は、派遣会社と提携している講座や、修了後の相談・書類審査&面接対策などの就職サポートがある講座を選ぶことが大切です。
自分にピッタリの医療事務講座を選ぼう!
医療事務講座は、講座によってさまざまな違いがあります。どの講座がよいのかは「働く病院の規模」や「取得したい資格」によっても変わりますので、まずは「どんな医療機関で、どういった働き方がしたいか」を考えることが大切です。
カリキュラムや勉強方式なども大切ですが、こうした将来の目標から逆算して講座を選ぶことで、自分に合うところを見つけられるでしょう。