Jimutenコラム
2019年05月07日 [コラム]
調剤薬局事務の仕事に向いているのはどんな人?
医薬分業化が進む現在、全国の調剤薬局の数も増加傾向にあります。調剤薬局事務職のニーズもますます高まっていると言えるでしょう。
調剤薬局事務という仕事を知り、「興味があるけど、自分に向いている仕事だろうか?」と思っている方もいらっしゃるかもしれませんね。
そこで今回は、調剤薬局事務に向いているのはどんな人なのか、求められる資質や性格の特徴についてお伝えします。
調剤薬局事務に向いている人@ 慎重で几帳面さのある人
調剤薬局事務は、レジ打ちやレセプトの作成、入金管理など、お金にまつわる計算や入力、記録業務が多い仕事です。
これらの仕事には、速さだけではなく正確さが求められます。
つまり調剤薬局事務には、慎重さを持って仕事に取り組める人、少し几帳面なところのある人が向いているのです。
大雑把な性格の人にはあまり向いているとは言えないでしょう。
また、計算が得意な人、パソコン操作に慣れている人にとっては、得意なことを生かせる仕事だと言えます。
調剤薬局事務に向いている人A 人と接するのが好きな人
事務職というとオフィスワークを思い浮かべる方が多いかもしれませんが、調剤薬局事務には接客職としての側面もあります。
薬局を訪れた患者さんから処方箋を受け取り、医薬品を受け渡し、レジ清算を行うなど、いわば「薬局の顔」としての役割もあるのです。
患者さんは老若男女さまざまな人がいるうえに、中には病気や怪我で体調が優れない方や、病院や薬局の待ち時間で疲れている方、イライラしている方もいるかもしれません。
調剤薬局事務の仕事は、さまざまな人に対して、思いやりを持って明るく接することが求められるのです。
人と接するのが好きな人、コミュニケーションが苦にならない人に向いている仕事です。
調剤薬局事務に向いている人B チームワークが得意な人
調剤薬局事務にはパソコン操作による入力や計算などの作業が多いですが、個人作業が得意なら問題ないというわけではありません。
薬局では、薬剤師やほかの事務スタッフと連携して仕事を進めていく必要があります。
患者さんとのコミュニケーションだけでなく、薬局内のスタッフとのコミュニケーションも大切なのです。
チームの一員として、周りの人たちと上手に連携しながら仕事を進めていくのが得意な人は、調剤薬局事務に向いていると言えます。
逆に、マイペースすぎる人や自分の裁量でどんどん仕事を進めていきたいという気持ちの強い人には不向きな仕事です。
調剤薬局事務に向いている人はどんな人なのか、求められる性格や資質などをご紹介しました。
ただし、ここで紹介した内容は、あくまでも一般的な傾向なので「ちょっと大雑把なところがあるけど大丈夫かな……?」など気にしすぎる必要はありません。
自分の性格に向いていそうかどうか、イメージする際の参考にしてみてくださいね。