Jimutenコラム
2022年07月12日 [コラム]
医療事務の夜勤ってどうなの? メリットや注意点を解説
医療事務の求人の大半は、昼〜夕方にかけての勤務での募集となっています。しかし中には、医療事務でも「夜勤」で募集されている求人もあるのをご存じでしょうか?
ここでは夜勤の医療事務の仕事内容や夜に働くメリット、注意点をまとめて解説します。
夜勤の医療事務とは? 仕事内容を紹介
医療事務というと、病院が開いている朝から夕方までの勤務をイメージされる方も多いでしょう。しかし求人の中には、医療事務でも「夜勤あり」の仕事が募集されている場合があります。
夜勤ありの医療事務として働いた場合、以下のような業務を担当します。
【夜勤ありの医療事務のおもな仕事内容】
・夜間の患者さん受付
・会計
・電話対応
・救急車の受け入れ対応
・空きベッドの数の確認
・レセプトの計算、作成
・薬、診断書の引き渡し
・患者さんのご家族への対応
・院内の見回り
※これらは一部であり、業務内容は勤務先によっても多少変わります。
基本的に夜勤であっても、昼の医療事務業務と大きく変わることはありません。ただ、夜勤(当直)勤務では夜間の急患が運び込まれてくるため、急患の電話対応や救急車の受け入れ対応といった“急を要する業務”が多くなる場合があります。
医療事務として夜勤で働くメリット、注意点
医療事務として夜勤で働いた場合、どのようなメリットがあるのでしょうか? ここでは夜勤ありの医療事務求人のメリットや、注意点をご紹介します。
医療事務として夜勤で働くメリット
医療事務として夜勤で働くメリットは以下のとおりです。
【メリット】
・昼の医療事務では得られない経験が積める
・昼勤務よりも時給や日給が高めに設定されている
・夜勤(当直)手当が給与に上乗せされる
・夜の時間を活用して働ける
医療事務の夜勤では、基本的に日勤と同じ仕事を担当します。しかし、夜間・休日の急患の受付、会計、夜間の救急車の受け入れ対応といった「夜勤ならでは」の業務も経験できるメリットがあるのです。
また、夜勤では時給や日給が高く設定されていることも多いです。パートの場合は夜勤手当が時給に上乗せされているケースもありますが、そうでなければ「時給+夜勤手当」で収入アップも期待できるでしょう。
そのほか夜勤ならではのメリットとして、夜の空いた時間を活かして働けるという点も挙げられます。
たとえば小さなお子さんがいるご家庭で、「週に1〜2回働きたいけれど日中は都合が……」という方でも、夜勤ならパートナーの帰宅後に働くことができます。
医療事務として夜勤で働く際の注意点
医療事務として夜勤で働く際の注意点は以下のとおりです。
【注意点】
・夜勤は派遣社員のみで、パートは夕方までしか働けない勤務先もある
・二交代制や三交代制の場合、生活リズムが乱れがち
夜勤(当直)ありの医療事務求人では、正社員のほかは「派遣のみ・契約社員のみ」でしか募集されていないケースも。パートの場合は夕方までしか募集していないことも多いので、募集要項をしっかり確認してみましょう。
また二交代制や三交代制の場合、働く時間帯がバラバラになるため、生活リズムが乱れやすい点にも注意。気になる方は「夜勤のみ」の医療事務求人を探してみるとよいでしょう。
夜勤の医療事務求人は夜中の時間を活かしたい人におすすめ!
夜勤で募集されている医療事務求人は、交代制・夜勤ありという形で募集されている場合がほとんど。またおもに救急外来のある規模の大きい病院で募集されるため、忙しい日には残業が発生するケースも多いでしょう。
ただし、その分昼の医療事務とは異なる経験・スキルが身につくのも事実です。
一般的な昼の医療事務求人に比べ、夜勤ありの医療事務求人数はかなり少なく“レア求人”です。交代制勤務や夜勤の医療事務に興味を持った方は、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。