Jimutenコラム
2021年11月12日 [コラム]
勉強のストレスをコントロール! 最後までやり抜くコツ
資格の勉強をしていると「問題が難しくてわからない」「あまり興味のない分野を覚えるのがしんどい」など、さまざまなストレスを感じることがありますよね。こうしたストレスをうまくコントロールすれば、最後までモチベーションを失うことなく勉強を続けられるようになりますよ。
さっそく、勉強のストレスをコントロールする方法を見てみましょう。
勉強のストレスは効率ダウンにつながる?
「覚えるのが大変」「問題が難しい」など、勉強にはある程度のストレスが伴います。ストレスの感じ方には個人差があるため、人によっては多くのストレスを抱える一方で、勉強が楽しくて仕方がない!なんて人も。前者の場合は勉強そのものがストレスに感じてしまいやすいのです。
勉強のストレスをそのままにしていると、集中力が低下したり、肩こりや頭痛、息苦しさといった身体の不調が現れたりする場合があります。そのせいで学習効率が下がってしまえば、「勉強がなかなか進まない」としてますますストレスがたまる悪循環に……。
勉強を最後までやり抜くためには、勉強中に受ける「ストレス」をコントロールすることが重要です。
勉強のストレスをコントロールする方法!
ストレスというと「ないほうがいいもの」というイメージを抱きがちですが、適度なストレスはやる気につながるなどの良い効果も。つまり、ストレスを自分でコントロールすることが重要なのです。
マンガ系のテキストで楽しく学ぶ!
勉強内容が分かりにくい、つまらないといったストレスには、楽しく学べる学習方法へとシフトすることが大切。例えばテキストひとつとっても、文字ばかりのものとマンガやイラストで解説されているものでは、後者のほうが楽しく学べるはず。
特に勉強を始めたてのころは、分からないことが多く、学習の楽しみが感じられにくい時期です。このような時期にマンガやイラストを多く使ったテキストを選べば、自然と勉強に興味が持てるようになり、ストレスを軽減することができます。
勉強が進まないストレスには「成果の細分化」を
勉強中はぐんぐん知識を付けられる時期と、なかなか学習が進まない時期があります。いわゆる「停滞期」です。停滞期は勉強の成果が感じられにくく、モチベーションも低下しがち。そんなときに試してほしいのが「成果の細分化」です。
具体的には、「今日は単語を15個覚える」「1週間で問題集の○P〜○Pまでやる」「1ヶ月でテキストの半分まで進める」というふうに、期間を区切って細かな目標を立てるのです。
目標を立てたら、目標期間が終わったあとに達成できたかを振り返ります。達成できていることが確認できれば、自信につながり、モチベーションの維持にも役立つでしょう。
適度に休憩する
勉強を長時間続けていると疲れてストレスが溜まります。慢性的なストレスを軽減するには、適度な休憩を挟むことをおすすめします。
国立衛生研究所の最新研究では、「ヒトの脳は休憩(リラックス)時に学習したことを整理整頓している」という結果が出ています。つまり、休憩を挟むことでストレスが和らぐだけでなく、学習内容が定着しやすくなるのです。40分勉強したら10分休憩……など、自分に合ったペースで勉強・休憩のリズムを作ってみましょう。
勉強のストレスとうまく付き合っていこう!
資格勉強では範囲が広ければ広いほど勉強時間も比例して長くなりがち。加えて、仕事や家事、育児などもこなさなければならない場合は、どうしてもストレスが溜まりやすくなるでしょう。
勉強のストレスは適度なものであれば「自分を奮い立たせるカンフル剤」になってくれます。ストレスをうまくコントロールして、自分の味方にしてしまいましょう!