Jimutenコラム
2021年07月27日 [コラム]
資格試験当日までに「勉強が間に合わない!」と感じた時の対処法
資格試験ではさまざまな問題が出題されるため、覚えることもたくさんあります。しかし、忙しくてなかなか勉強時間が取れなかったり、試験に近いタイミングで勉強を始めたりした人は「本番までに勉強が間に合わない」と焦ってしまいがちですよね。
ここでは、勉強が間に合わないと感じたときの対処法や、とりあえず試験に挑戦することのメリットをご紹介します。
試験に勉強が間に合わない! こんなときの対処法は?
資格試験当日までに勉強が間に合わないと感じると、とても焦りますよね。そんなときは以下の対処法を試してみましょう。
出題数の多い科目に絞って勉強する
資格試験の内容には偏りがあることも多く、「よく出される科目」と「出される問題が少ない科目」があります。時間がないときは頻出問題を重点的に勉強すれば、一定の得点が取りやすくなるでしょう。試験によっては頻出問題が完璧にできていれば、合格点を上回ることさえできます。
応用問題を捨て、基礎を固めていく
難しい応用問題を解くとストレスが溜まったり、かえって焦ったりしてしまいます。そんなときは割り切って基礎問題を繰り返し解いてみるといいでしょう。誰でも解答できる基礎問題をミスなくこなせれば、合格に近づくことができるからです。
模試を受ける
本番さながらの問題・シチュエーションでテストを受けられる「模試」は、時間がない人にピッタリの方法です。模試を受けたあと問題を復習すれば、効率よく勉強ができます。
とりあえず試験を受けてみよう!受験するメリット
明らかに勉強が追い付かないと分かっている場合、試験を受けるか受けないか迷うところですよね。結論から言うと、試験はぜひ受けるべきです。とりあえず試験を受けた場合、次のようなメリットが得られます。
試験本番の雰囲気に慣れることができる
資格試験の本番は独特の空気があります。そのため、「模試では緊張しなかったけど本番ではとても緊張した」という人も多いのです。緊張すると本来の実力を発揮できず、得点が稼げないといったケースもあります。
一度本番の試験を経験しておけば、雰囲気に慣れることができます。その結果、次回に受験する際に緊張しにくくなるのです。
出題傾向がわかり、次につなげられる
試験を受けると、資格試験の出題傾向や解答形式が分かるのも大きなメリットです。これによりどの科目にどれだけ時間を割いて勉強すればいいのか、また本番ではどんな時間配分で進めていけばいいかの見当を付けられます。
また、試験に落ちてしまったとしても「次こそは絶対合格するぞ」というモチベーションにもつながります。
合格できる可能性もゼロではない
ある程度勉強を進めていた場合、覚えている範囲と出された問題がかみ合っていれば、合格の可能性もゼロではありません。特に合格基準点が低い場合は番狂わせの可能性が高くなります。
「合格できないかも」と諦めず、持てる力の全てをぶつけてみましょう。
試験に間に合わないと思っても諦めないことが大切!
出題範囲までの学習が終わっていないのにもかかわらず資格試験までに時間がないと、どうしても焦ってしまうものです。しかし、焦らずできることを確実に学んでいけば、合格できる可能性が高まります。また、試験を受けることそのものにも意義があるでしょう。
勉強で身に着けた知識は、簡単になくなるものではありません。「試験に間に合わないから勉強しない」という考え方はもったいないですよ。今回の試験が合格できなさそうだとしても、次の試験までの準備期間が長く取れるとポジティブに捉えて勉強を続けることをおすすめします。