Jimutenコラム
2021年03月12日 [コラム]
資格試験の効果を上げる! 音読勉強法とは
資格の勉強は覚えることがたくさんあって大変ですよね。特にお仕事をしながら勉強を続けている場合、勉強時間がなかなか取れないという方も多いのではないでしょうか?
そこで勉強にぜひ取り入れてほしいのが「音読」です。ここでは音読勉強法を取り入れるメリットや、音読勉強法をおこなうときのポイントをご紹介します。
音読勉強法は勉強効率がアップする!
資格試験の勉強にはテキストが欠かせません。多くの方はテキストを目だけで読む「黙読」をし、知識を得たり問題を解いたりするのが普通でしょう。しかし実は、黙読よりも文章を声に出して読む「音読」をするほうが、効率的に勉強ができるのです。
音読勉強法だと効率よく勉強できる理由
文章を黙読しているときの脳は「文字を目で追い、理解する」というプロセスで学習をしています。
いっぽう、音読をしているときの脳は「文字を目で追い、理解し、声に出して読むことで耳からも情報を得る」という4プロセスで学習ができます。
一度に目と耳から情報を得ることができるため、情報が理解しやすくなります。さらには、脳に記憶として定着しやすくなるのです。
また、音読勉強法には「自分の声は記憶に残りやすい」「眠気防止効果がある」というメリットもあります。
このような理由から、自分で音読をしながら勉強すると、黙読だけで勉強するよりも学習内容をより効率的に覚えられるのです。
音読勉強法をするときのポイントは?
限られた時間で勉強をしなければならない場合は、むやみに音読勉強法を試すより、ポイントを押さえて実行すべきです。音読勉強法でより効率よく勉強をするためのポイントをご紹介しますので、しっかりと押さえておきましょう。
勉強前に15分だけ音読をする
声に出して文章を読むと脳が活性化し、勉強に対するモチベーションを上げることができる効果があります。これを利用し、勉強前のウォーミングアップとして音読を取り入れてみましょう。
音読で内容を理解することでそのあとの勉強がスムーズになります。
また、声に出して読むことで「これってどういうことなんだろう?」と問題で分からない部分が浮き彫りになることも。疑問点や分からないところを調べれば、より学習内容に対しての理解が深まります。
耳栓、イヤフォンで外の音を遮断して音読する
音読をする際はテレビなどの音を止めて、できるだけ静かな環境でおこないましょう。周囲に雑音があると気が散ってしまい、十分な学習効果が得られません。耳栓やイヤフォンで自分の声だけが聞こえる環境を作れば、音読勉強に集中しやすくなります。
スキマ時間をうまく活用する
音読勉強法はノートやテキストさえあればどこでもできます。寝る前や仕事の休憩時間など、スキマ時間で学習を積み重ねることで、最終的な学習効果は大きなものとなるでしょう。
また、テキストの写真をスマホで撮っておけば、通勤・退勤時や外出先でちょっと時間ができたときなどにも音読で勉強ができて便利です。
資格勉強の際は音読勉強法で効率よく勉強しよう!
音読勉強法は視覚・聴覚の両方から学習ができるため、「効率よく知識を身に着けたい」「資格試験まで時間がない」という方におすすめの方法です。黙読だけで勉強をしているとよくわからない部分が理解しやすくなる効果もありますので、資格勉強にぜひ取り入れてみてくださいね。