Jimutenコラム
2020年12月14日 [コラム]
資格試験を目指すなら朝勉強がおすすめ! 朝勉強のメリットとは
勉強をする時間帯は「夜型」「朝型」の2つに分けられます。普段お仕事や家事・育児などで忙しい方の中には、「夜おそくまで勉強している!」という方も多いかもしれません。
しかし実は、効率よく勉強するなら「朝」のほうがおすすめなのです。これは一体どういうことなのでしょうか?ここでは「朝勉強」のメリットや、早起きのコツをご紹介します。
朝に資格の勉強をするとどのようなメリットがある?
資格試験合格のためには勉強が欠かせませんが、実は夜よりも朝に勉強をするほうが、効率的に勉強できる場合があります
さっそく、朝に勉強をするメリットについてみていきましょう。
メリット@:脳がリフレッシュした状態で働きがよくなる
夜の脳は日中に受けた刺激などで疲れた状態です。いっぽう朝の脳は、寝ている間に脳の情報が整理され、すっきりした状態です。つまり朝に勉強をすると内容が頭に入りやすくなるので、効率よく勉強することができます。
メリットA:集中力が削がれにくい
夜はテレビや動画、SNS、スマホの通知などで集中力が削がれやすい時間帯です。その一方で、朝はテレビやスマホの通知などで邪魔をされにくく、勉強に集中しやすい環境が揃っています。
特に家族と同居している方の場合は、夜よりも朝のほうが静かで勉強に適しているケースも多いでしょう。
メリットB:時間に制限があるので集中しやすい
朝は仕事へ出勤したり、子どもの送り迎えをしたりするため時間に制約がある方が多いはずです。
実は、人間はタイムリミットを設けると、物事に集中しやすくなる性質があります。
朝の限られた時間だからこそ、ダラダラとした雰囲気にならず、勉強に集中しやすくなるのです。
メリットC:中途半端で終わるから、続きを学びたくなる
朝の限られた時間で勉強する場合、夜のように「キリのいいところ」まで続けることは難しいもの。するとどうしても続きが気になってしまうので、次の勉強までのモチベーションが保ちやすくなります。これは心理学でいうところの「ツァイガルニク効果」というもので、勉強を再開したときスムーズに始めやすくなります。
「朝起きられない!」こんなときの対策法は?
夜更かししてしまって朝起きられない……という方は、まず早めに寝ることが大原則です。しかし、お仕事や家事・育児の都合などでなかなか難しいという方もおられるでしょう。
そんな方のために、ここでは早起きするための工夫をお伝えします。
あえてカーテンを開けて寝る
人間の体は朝の光を浴びると覚醒しやすくなります。朝にすっきりと起きたい方は、分厚いカーテンを開けて寝てみるとよいでしょう。レースカーテン越しの光であっても、朝のさわやかな光は自然な目覚めをもたらしてくれます。
寝る前にスマホを見ない
スマホの光は脳を覚醒させやすい効果があります。夜遅くまでスマホをチェックするのは避けましょう。
朝の楽しみを作る
人は楽しみなことがあると頑張れるもの。どうしても朝勉強のモチベーションが保てないという方は、朝のお楽しみを作ってみてはいかがでしょうか。
例えばおいしい豆で淹れたコーヒーを飲む、お気に入りの音楽を聴く……など、何でもかまいません。自分だけの楽しみを考えてみましょう。
資格勉強の効率アップ!“朝活”をしてみよう!
資格試験の勉強は長期間にわたる場合が多く、覚えることがたくさんあります。
朝に勉強をすると集中しやすいうえ、脳のパフォーマンスがよい状態で学習に臨めます。より多くの内容を記憶しやすくなるので、学習効率がアップしやすくなるでしょう。
「いつも夜に勉強しているけれど、疲れて集中できない」という方は、朝に勉強してみてはいかがでしょうか?