2020年09月21日 [コラム]
「塗り絵勉強法」とはどんなもの? 資格取得の勉強に取り入れてみよう
医療事務資格取得をはじめとしたスキルアップのための勉強は、毎日継続していくことがなによりも大切です。しかし、日々の疲れでつい勉強をサボってしまったり、モチベーションが上がらず学習が続けられなくなったりするケースは少なくないと思います。
勉強が思うようにはかどらず悩んでいる方は、塗り絵勉強法を試してみてはいかがでしょうか? ここでは、東大生や京大生も実践しているという塗り絵勉強法について詳しくご紹介いたします。
塗り絵勉強法とはどんなテクニック?
塗り絵勉強法というのは、スタンプカードのスタンプを溜めていくような感覚で毎日の学習を記録していくテクニックのことです。
まずは、方眼マスのノートやルーズリーフと、カラーマーカー(蛍光ペンなど)を用意しましょう。勉強をしたら、方眼マスをカラーマーカーで塗っていきます。
方眼マスは、1マス15分と設定し、15分勉強するごとに1マスを塗っていきましょう。カラーマーカーは複数色用意しておき、たとえば暗記問題を勉強したときには青、模試を解いたときには黄色といったように、塗る色を変えていくとよいでしょう。色を塗ったマスにはボールペンなどで日付を書き込んでおきましょう。
塗り絵勉強法を実践するメリットは?
1. 勉強量を可視化できる
塗り絵勉強法を実践すれば、どれだけ勉強したかが方眼マスの上にきれいに記録されます。
人間は、数字だけの情報を見るよりもグラフにまとめられた情報をチェックしたほうが深く理解できるものです。塗り絵勉強法の方眼マスもこれと同じで、勉強量が可視化できたほうが実感が得られやすくなります。
2. モチベーションが上がる
スタンプカードのスタンプが溜まっていくのが嬉しいように、塗り絵勉強法で塗りつぶすマスがどんどん増えていくのも嬉しいものです。方眼マスがカラフルになっていくのを楽しみながら、どんどん勉強を進めていきましょう。
3. スキマ時間を有効活用できるようになる
15分勉強して1マス塗ることに慣れれば「今15分時間があるから勉強しよう」という意識をもつことができます。これまで、少ししか時間がないからと無駄にしていた時間も、マスを塗るという目的のために有効活用できるようになっていくのです。
4. 学習の不足部分を把握できる
塗り絵勉強法を実践するときには、学習内容に応じてカラーマーカーの色を変えてみましょう。こうすることで、マス目の色合いのバランスをチェックすればどんな勉強が足りていないかをすぐに把握できるようになります。マス目の情報をもとに、バランスよく勉強を進めていきましょう。
塗り絵勉強法は、マス目をカラフルに塗っていくだけのシンプルなテクニックです。しかし、色を塗るという行為はなぜか楽しく、15分勉強すれば1マス塗れるというルールは自然とモチベーションにつながっていきます。
医療事務資格取得などのためにスキマ時間で勉強を進めていきたい方は、ぜひ塗り絵勉強法を試してみてくださいね。