2020年01月23日 [コラム]
調剤薬局事務の仕事をするスタッフが「やりがい」を感じる瞬間とは?
調剤薬局事務の仕事に興味があるけれど、具体的な働き方がイメージしづらいという人もいるかもしれません。一般的な事務職とは違い、調剤薬局事務スタッフの仕事には薬や調剤に関する高い知識が求められます。専門的な仕事だからこそ、やりがいを感じながら働くことができるのが魅力といえるでしょう。
今回は、調剤薬局事務の仕事をしている人がどういった点にやりがいを感じるのかについてご紹介いたします。
調剤薬局事務スタッフがやりがいを感じる瞬間4つ
患者さんに「ありがとう」と言われたとき
患者さんに感謝の言葉をかけてもらえたときにやりがいを感じるという調剤薬局事務スタッフは多いものです。
薬を必要としている患者さんの多くは、自身の病に対して不安を感じています。そんな患者さんに寄り添う応対を意識し、丁寧に処方の手助けをすれば、きっと患者さんの心の負担も和らぐことでしょう。
患者さんの「いつもありがとう」「助かるよ」「またお願いね」といった言葉は、調剤薬局事務スタッフにとってなによりの励みになります。
薬や医療の知識が役に立ったとき
調剤薬局事務スタッフとして働いていると、自然と医療業界や薬のことに詳しくなっていきます。また、仕事をする上では医療保険に関する知識も必要不可欠です。
医療や薬、保険の知識は仕事中だけでなく日々の生活でも役立てることができます。仕事で得た知識を身の周りの人のサポートのために活用できるというのも、調剤薬局事務の仕事を続けていく良さといえるでしょう。
新しい知識やスキルを身につけたとき
新しい治療法が考案されたり新しい薬が開発されたりと、医療や薬の業界は日々進化しています。調剤薬局事務スタッフとして長く働いていく上では、新しい知識やスキルをどんどん身につける必要があります。
スキルアップのために、薬のことや調剤報酬のことなどを自主的に勉強している調剤薬局事務スタッフは少なくありません。深い知識を持っていれば、患者さんや他のスタッフだけでなく、薬剤師からも頼りにされ、やりがいを感じながら働けることでしょう。
薬を扱う仕事としての責任がやりがいになる
調剤薬局事務は、薬剤師のサポートをする責任ある仕事です。処方箋を扱う仕事には間違いが許されないため、日々の業務の中でプレッシャーを感じることもあるものです。
しかし、責任ある仕事だからこそやりがいを感じられるという調剤薬局事務スタッフは多いもの。ミスを起こさないよう処方の内容を1つずつ丁寧に確認していく仕事は、大きなやりがいにつながります。
誰かに感謝されたときや自分が役に立てていると実感できたときにやりがいを感じるという調剤薬局事務スタッフは多いようです。調剤薬局事務は医療の一端を担う仕事なので、もちろん大きな責任がかかりますが、それゆえにやりがいを感じる瞬間も多いものです。充実した仕事をしたいと考えている人は、調剤薬局事務の仕事を目指してみてはいかがでしょうか。