2020年01月20日 [コラム]
医療事務の仕事をするなら「正社員」と「パート」のどちらがいいの?
医療事務の働き方には大きく分けて正社員とパートがあります。これから医療事務の仕事をしたいと考えている方は、どういった雇用形態で働いていきたいかを見極めておきたいですね。
正社員という働き方とパートという働き方には、それぞれメリットとデメリットがあるものです。そこで今回は、医療事務求人の正社員とパートの違いについて詳しくご紹介いたします。
医療事務の正社員ってどんな働き方?
医療事務の求人というとパートの募集が多いイメージがあるかもしれませんが、正社員として採用される医療事務ももちろんあります。
正社員の良さはなんといっても立場が安定しているという点にあります。ひとつの職場で腰を据えて長く働いていきたいという方は、ぜひ正社員という働き方を選びたいですね。
正社員として働くメリットやデメリット
医療事務の正社員という働き方は安定感があり、福利厚生もしっかりしています。正社員は社会保険にも加入できるので安心して働くことが可能です。もちろんパートであっても社会保険の加入や福利厚生の利用は可能ですが、やはり社会保障に関しては正社員になったほうがより大きなメリットを得られます。また、正社員は定期的な勉強会や研修に参加することになるため、スキルアップを目指せるという良さもあります。
とはいえ、正社員はパート勤務よりも拘束時間は長く、責任も重くなるもの。仕事量が多く残業が発生することも多いので、プライベートの時間が少なくなってしまう可能性が高いのがデメリットです。
パートとして働くメリットやデメリット
パート勤務は拘束時間が短いため、自分の時間を確保しやすいというメリットがあります。家庭と両立して扶養の範囲内で働いたり、プライベートの趣味に割く時間を増やしたりと、自由なスタイルで働くことができます。
とはいえ、医療事務のパートという働き方は正社員に比べてどうしても収入は少なくなるものです。また、スキルアップの機会も正社員に比べて少ない傾向があります。パート勤務は仕事の内容が限定的になりやすいので、働きながら新しい知識やスキルを身につけていくのは難しいかもしれません。
医療事務の正社員として働く場合とパートとして働く場合には、それぞれメリットだけでなくデメリットもあるものです。
「充実した社会保障を受けたい」「安定的に長く働きたい」「育児や家事と仕事を両立したい」「プライベートを優先したい」など、仕事に対する考え方は人によって違うと思います。自身の生活環境や将来の展望などを考え、どちらの雇用形態で働くのかを冷静に見極めましょう。