2019年12月09日 [コラム]
医療事務の採用面接で「長所」「短所」を訊かれたら?
医療事務職の採用面接では、自分の長所や短所について質問されることが多いです。長所や短所を伝えることで、自分の人間性を明確に表現できます。しかし、「どのように伝えれば、好印象を与えやすいのか?」と迷う方も少なくないはず。この記事では、採用面接に臨む前におさえておきたい、長所と短所の伝え方のポイントをご紹介します。
面接で長所や短所を話す際のポイントって?
結論(長所・短所)とそれを裏付けるエピソードを話す
採用面接で自分の長所や短所を訊かれたら、結論(長所・短所)だけでなく、それを裏付けるエピソードも一緒に伝えましょう。具体的なエピソードを添えることで、より説得力のある内容になります。
また、「わたしの長所(短所)は○○です。なぜなら〜〜」という風に、結論から先に名言することで、面接官が話の要点を理解しやすくなります。
医療事務職に関連した長所をアピールする
採用側が求めているのは、募集中の職種で活躍が期待できる人材です。どんなに素晴らしい長所でも、採用側が求めている人材のイメージ像とマッチしていなければ、効果的なアピールには繋がりません。面接に臨む前に、応募する医療機関の募集要項や希望職種の内容をよくリサーチし、それにマッチする長所を見出しましょう。
例えば、コミュニケーション能力の高さをアピールできる内容がおすすめです。医療事務職は、単に事務作業だけを行う職業とは異なります。患者と顔を合わせ、受付・会計業務を行う接客業のような一面も持っています。老若男女問わず、誰とでも打ち解けられる性格や積極性を伝えることができれば、効果的なアピールポイントになるはずです。
短所を伝える際、マイナスな言葉は避ける
一見、マイナスポイントになりがちな短所ですが、話し方や内容を工夫することで前向きな印象に変えることができます。
短所を伝える際は、「○○できない」のような否定的な言葉は避けるのがベターです。「○○してしまうことがある」「○○しがちな面もある」と言い換え、そのような傾向があるというニュアンスを伝えましょう。また、短所を克服するための具体的な行動や意識も併せて伝えることも大切です。
長所や短所は、話し方ひとつで印象が大きく左右すると言っても過言ではありません。事前に内容をしっかり考えると共に、スムーズに話す練習をしておきましょう。医療事務職の採用面接を受ける際は、今回ご紹介した内容をぜひ参考にしてください。