2019年12月02日 [コラム]
男性の医療事務職ってどんな感じ?
医療事務といえば、女性に人気のある職業というイメージが強いですよね。しかし、最近では男性を対象にした求人や、医療事務職を目指す男性が増加傾向にあるといわれています。医療の現場において、男性事務員の需要が高まっている理由はどこにあるのでしょうか。この記事では、医療事務の仕事に興味のある男性が知っておきたい、医療事務職における男性の強みや求人を探すポイントについてご紹介します。
医療事務職における、男性ならではの強みって?
長期勤務が望める
女性の場合、結婚や出産などにより退職してしまうことが少なくありません。一方で男性はこのようなライフステージの変化による退職リスクは低いといえます。したがって、女性に比べて長く働ける可能性が高く、将来的には管理職候補としてキャリアアップも望めるのです。
雇用側にとっても、安定して長く働ける人材は貴重であるため、大きなアピールポイントとなるでしょう。
夜間勤務、力仕事に対応できる
大学病院や総合病院など、24時間体制で診療を行う医療機関の場合、夜勤ができる事務員が必要です。育児や介護などで夜勤に対応できない女性が多い中、比較的勤務時間に融通のきく男性は重宝されるでしょう。また、夜間の受付業務は、男性に任せる方がセキュリティ面でより安心だといえます。
さらに、待合室で急に症状の悪くなった患者の搬送を手伝うなど、事務員が力仕事をする場面もしばしば見られます。このような場面でも、女性よりも力のある男性事務員が活躍できると考えられるのです。
男性が医療事務の求人を探すポイント
男性の医療事務職の求人を探すポイントは、あらかじめ男性事務員の需要が多いと考えられる医療機関を把握することです。
近年の傾向を見ると、夜間の当直がある大規模な病院では、個人経営のクリニックに比べて男性事務員の求人が多く見受けられます。病院の規模が大きければ大きいほど、事務員の業務内容も多岐に渡ります。そのため、自分の得意分野にマッチする仕事を見つけやすいでしょう。
医療事務の仕事で就職を目指すなら、まずは大学病院や総合病院などの求人に的を絞って探すのがおすすめです。
医療の現場では、患者のニーズに応えるための工夫やサービスがますます進化しています。同時に、医療スタッフの仕事の幅も広がりを見せています。女性に比べると男性事務員の割合はまだまだ少ないですが、男性が活躍できる場は今後も拡大し続けるでしょう。医療事務の仕事に関心のある男性は、ご紹介した内容をぜひ参考にしてみてください。