2019年10月08日 [コラム]
【医療事務の転職】履歴書の「自己PR欄」、書き方のポイントは?
医療事務職への転職活動をするときには、履歴書や職務経歴書を提出する必要があります。希望する医療機関から採用を得るためには、自分の強みを効果的にアピールすることが大切です。
履歴書や職務経歴書の項目の中でも「自己PR欄の書き方が分からない」と悩まされる方は少なくないと思います。そこでこの記事では、自己PR欄を書くときの注意点やアピールのポイントについて詳しく解説いたします。
医療事務の自己PR文、どう書くべき?
医療事務職の自己PR文は、漠然とした人柄や経験を記載してもなかなか先方には伝わりにくいもの。いくつかのポイントに絞って、具体的にアピールをするのが効果的です。
自己PR欄にどんなことを書けばいいか分からないという方は、まず自身の強みをアピールするとよいでしょう。まずは「自分はこんな人間です」と強みや長所をアピールする一文から書き始め、なぜそう言えるのかを具体的に説明していきます。最後に、その長所や強みを仕事にどう活かせるのかを説明すれば、伝わりやすい自己PR文になりますよ。
医療事務の転職におすすめの自己PR文3つ
1. 正確さや丁寧さをアピールする自己PR文
医療事務の仕事では処方箋やレセプトといった内容を扱うため、正確性がなによりも大切です。ちょっとしたミスが大きなトラブルにつながることも多いため、医療事務スタッフは性格で丁寧な仕事をする必要があります。
丁寧さや責任感に自信があるという方は「丁寧で正確な仕事ができる」といった点をアピールするとよいでしょう。過去に担当した仕事を丁寧に進めたエピソードや、責任のある立場を任された経験などを具体的に記載すれば、効果的な自己PRになります。
2.コミュニケーション能力をアピールする自己PR文
「コミュニケーション能力が高い」という自己PRをするのもおすすめです。
医療事務の仕事には、来院された患者さんの気持ちを和らげるようなコミュニケーション能力が必要です。対応が悪いと患者さんを不安にさせるだけでなく、クレームにつながる可能性も考えられます。コミュニケーション能力を発揮して成功した例など、これまでの経験を軸に自己PR文を組み立ててみましょう。
3. スキルや経験をアピールする自己PR文
過去に医療事務職をしたことがあるという方は、転職後にも即戦力として働けるといったアピールが有効です。
未経験から医療事務を始めたいという方の場合、これまで事務職を経験したことがあれば前職の経験から得たものを具体的に記載するとよいでしょう。
医療事務の仕事にはパソコンのスキルが必要不可欠です。WordやExcelのスキルなど、どの程度パソコンを使いこなせるのかを自己PR欄に記載するのも有効な方法といえます。
履歴書や職務経歴書の自己PR欄には、これまでに得たスキルや経験から自分の長所や強みといえるものをピックアップして記載するのがポイントです。自分が医療事務の転職先でどのような戦力になれるのかを具体的にアピールして、希望する転職先の内定をつかみ取りましょう。