2019年07月17日 [コラム]
我慢しなきゃ駄目なの? 職場の「苦手な人」との付き合い方のコツとは
医療機関のほとんどは少人数の職場なので、人間関係に悩まされることもあると思います。
人間である以上、どうしても合わない人というのはいるものですよね。
もしも職場に苦手な人がいる場合、どのように接するべきなのでしょうか?
今回は、職場に苦手な人がいて悩んでいる方向けの対処法をご紹介いたします。
職場ではそれぞれの考え方を尊重する
人にはそれぞれ個性や考え方の違いがあります。例えば仕事に関しても、責任を持って働きたいと考える人もいれば、できれば楽をして稼ぎたいと考える人もいるものです。
「これが正しい」というルールにこだわりすぎると、考え方が違う人を受け入れられなくなってしまいます。
「自分はこう思うけれど、考え方が違う人もいる」と視野を広く持つようにすれば、合わない人に対するイライラも和らぎます。
苦手な人との距離感を保つことが大切
苦手な人と無理に付き合おうとしても、なかなかうまくはいかないものですよね。
「自分は自分、相手は相手」という気持ちで、苦手な人とは適切な距離感を保つのがベターといえます。
職場の人と無理に友達になろうとする必要はありません。仕事上の付き合いと割り切って、苦手な人との交流は最低限に留め、仕事に集中するとよいでしょう。
職場に味方が多ければ、苦手な人がいてもあまり気にならなくなります。
気の合う人や自分のことを認めてくれる人と交流し、働きやすい環境を作るのもおすすめです。
苦手な人に対して敵意を見せないようにする
苦手な人に対して「嫌い」という意識を丸出しにして接すると、トラブルの原因になります。不快感をむき出しにすると、周囲に「大人げない」と思われてしまうかもしれません。
職場の雰囲気がギスギスしてしまうような状況を避けるためにも、苦手な人に対しては適切な距離を置いてビジネスライクに接したいものです。
職場の人間関係に耐えられないときは?
中には「もう耐えられない!」「一緒の空間にいるのも嫌だ!」と悩んでいる方もいるかもしれません。
もしも苦手な人から理由なく嫌な思いをさせられていたり、パワハラを受けていたりする場合には、誰かに相談するとよいでしょう。
上司に相談すれば、状況によってはパワハラ案件として対処してくれることもあります。
さまざまな方法を試しても状況が改善しない場合には転職を検討するのも1つの方法といえます。
スタッフ全員が良好な人間関係を保ち、協力しながら仕事をしている職場は少なくありません。
働きやすい職場でのびのびと仕事をしたいのなら、現状の人間関係を我慢せずに思いきって転職をしてみましょう。
人にはさまざまな価値観があるため、職場にどうしてもそりが合わない苦手な人がいるのは仕方ないことといえます。
苦手な人との人間関係に悩みすぎると、仕事にも悪い影響が出てしまうかもしれません。
考え方を変えてみる、仕方ないと割り切る、思い切って環境を変えてみるなど、自分に合った方法を試してみてくださいね。