2019年06月03日 [コラム]
医療事務の転職 好印象を与える履歴書写真のポイント
履歴書には必ず写真を添付する欄があります。病院やクリニックで患者さんに応対するのは医療事務にとって大切な仕事のひとつです。
患者さんにとってはファーストコンタクトとなる、病院の顔ともいえる重要なポジションとなります。
そこで、履歴書の写真で好印象を与えるにはどうしたらいいか、撮影時に押さえておきたい5つのポイントについてお伝えします。
履歴書の写真で見られるポイント
採用側にとって履歴書は、採用を決めるための第一歩となる書類です。履歴書の写真では、応募者に対して好感が持てるかどうかがポイントになります。
そのために大切にしたいのが清潔感や安心感です。その表現のために気をつけたいポイントを5つご紹介します。
履歴書用写真撮影時の5つのポイント
服装
基本的にはシンプルなスーツにブラウスまたはシャツを組み合わせます。スーツの色は紺やグレーとし、ブラウスやシャツは白を合わせます。
スーツの襟や肩回りが汚れていないか、シャツの襟がよれていないか確認をしましょう。
髪型
ショートやミディアムなら問題ありませんが、ロングの場合には後ろでひとつにまとめるか、耳から上の部分を後ろで束ねます。
髪は肩の後ろに流し、胸の前に垂らさないようにします。前髪が長い場合には、サイドに流す、耳にかけるなどして顔が良く見えるようにしておきましょう。
メイク
ナチュラルメイクで、顔色が良く見えるようにすることがポイントです。
病院やクリニックでつねに患者さんから見られる仕事ですので、そのような場にふさわしいようにする心がけがあることを写真で表します。メイクのしすぎは禁物です。
表情
軽く微笑んでいるような表情が好ましいといえます。口角が少し上がっているくらいが良いでしょう。歯が見える笑顔は履歴書の写真では避けるようにします。
背景
一般的には青色や水色が多いです。最近では背景色を選べる証明写真もありますが、グレーや白にとどめておきます。
グラデーションは色の変化が緩やかで、穏やかな印象を与えるようであれば使ってもよいかもしれません。
履歴書に貼るまで注意が必要
撮影を終えたら写真を履歴書に貼る準備をしますが、そのときにも注意が必要です。
ボックス型の証明写真の場合、自分で写真を切り取らなければなりませんが、その切り取り方や履歴書への貼り付け方が雑だと印象を損ねる可能性があります。また、写真の裏には名前を書いておきましょう。
万が一、剥がれてしまった場合に、誰の写真なのかが分かるようにしておくためです。
履歴書の写真ひとつにも、いろいろな準備があります。医療事務という仕事は、事務仕事ではありますが、痛みや辛さを抱えた患者さんに対するファーストコンタクトの部分を担う重要さも持ち合わせています。
履歴書の内容はもちろんのこと、写真でも好印象を与えられるようにしておくことが大切です。