2019年03月27日 [コラム]
立ち仕事でも大丈夫! 医療事務が知っておきたい「足のむくみ」対策法
医療事務の多くは基本的に立ち仕事なので、長時間の勤務で足のむくみを感じる人も多いことでしょう。
仕事をしているうちにむくみがどんどんひどくなり、夕方には靴がパンパンという方もいるかもしれません。
むくみを放置すると足が冷えやすくなるだけでなく、代謝が悪くなって余分な脂肪がつくこともあるので気をつけたいですね。
そこでこの記事では、セルフでできるむくみ対策法をご紹介いたします。
そもそも足のむくみはなぜ起きる?
仕事中に立っている時間が長いと、足がどんどんむくんでパンパンになってしまうこともありますよね。
まずは、このむくみのメカニズムについて知っておきましょう。
人間の体には隅々まで血管が張り巡らされており、血液循環によって体内に酸素や栄養分が運ばれる仕組みになっています。
このとき体内のリンパ液が、不要な水分や老廃物を回収し排出するのです。
しかし、立ちっぱなしで筋肉が動かないと血液が足に溜まりやすくなり、リンパの流れも悪くなってむくみが起きます。
足がむくんだ状態が続かないよう、意識的にケアしておきたいですね。
足のむくみを改善するための対策法
1. むくみを撃退するストレッチ
寝室などであお向けになりお尻を壁につけ、両足を壁に添わせてまっすぐに伸ばしましょう。
この状態でつま先を伸ばしたり足首を回したりするストレッチをしていけばむくみが改善しやすくなります。
足が心臓より高くなるので血流が改善しやすくなり、むくみがスッキリと取れますよ。
2. ふくらはぎを揉んでむくみ解消
正座を崩した割り座の状態で座り、ふくらはぎのくびれ部分に手を当てて床に向かってグッと押し込みましょう。
力を入れて1分程度揉むようにすれば血流が改善しやすくなります。
1日の終わりにお風呂などでふくらはぎを強めに揉むストレッチをしておくとよいでしょう。
3. 職場でできるむくみ解消テクニック
筋肉を動かさないと足がむくみやすくなるので、時々その場で足踏みや背伸びをしたり、少し歩いたりしましょう。
カウンターの足元に台座を置き、片足を乗せて筋肉のコリを和らげるのも効果的です。
椅子に座った状態で足の先を床と平行になるように上げ、つま先を上下左右に動かす運動も取り入れてみましょう。
4. ストッキングでむくみ対策
医療事務の仕事中にストッキングを身につけるという方は、むくみの症状を和らげてくれるアイテムを選んでみましょう。
近年では、履くだけでむくみ防止になるという着圧ストッキングや弾性ストッキングが数多く販売されています。
最初は少しきついと感じるかもしれませんが、ストッキングの圧がポンプのような役割を果たし、足の血流をアップさせてむくみを取ってくれる嬉しい効果が期待できますよ。
足のむくみを放置していると冷えや肥満の原因になるだけでなく、腰痛や肩こりが起きやすくなるなどいいことがありません。
立ち仕事の多い医療事務を続ける上でむくみ対策は必要不可欠です。
立ち仕事でむくみやすいという方は、さまざまなむくみ対策法を取り入れてみてくださいね。