2019年01月24日 [コラム]
独学は可能? 医療事務の資格を取るための勉強方法
医療事務の資格を取りたいと思ったときに、どうやって勉強するのが良いのかは迷うところですね。
医療事務資格取得のための勉強方法としては、大きく「通学で勉強する」「通信講座で勉強する」「独学で勉強する」の3つがあります。
自分に合う学び方を検討するために、それぞれのメリットとデメリットを知っておきましょう。
通学で勉強するメリットとデメリット
専門学校や通学講座などに通って勉強する方法です。
医療事務の資格取得のために学ぶ内容には専門的なことも多く、わからないことなどがあった場合にすぐに質問できる環境はしっかりと学びたい人にとってかなり心強いはずです。
資格試験までに学ぶペースは、学校や講座のカリキュラムに合わせることになるため、自分で学習計画を立てたりスケジュール管理したりする必要がなく、勉強に集中できるという利点があります。
同じ資格取得を目指す仲間が身近にいるので、勉強意欲が刺激されたり、新たな友だちができるきっかけになったりすることもあるでしょう。
一方で、受講および通学のために時間や費用がかかります。家事や子育てと両立しながら勉強を進めたいという人には難しい部分が多いかもしれません。
通信講座で勉強するメリットとデメリット
医療事務の資格取得のための通信講座もたくさんあります。取得したい資格に特化した通信講座なら、テキストに沿って学び、課題の提出をして添削を受けるといった形で、必要な内容をもれなく学ぶことができます。
通学の場合のように、わからないことがあったとき、すぐに質問して回答を得られるというわけではありませんが、疑問点や不明点について質問して教えてもらうことが可能です。
自宅など好きな場所で好きな時間に勉強することができるため、家事や育児との両立もしやすいです。
ただし、通学よりは割安とはいえ、通信講座を受講するための費用はかかります。
独学で勉強するメリットとデメリット
特定の講座を受講することが受験資格となっている資格でなければ、自分でテキストや参考図書を購入して、独学で学んで受験にチャレンジすることも可能です。
通信や通学で勉強する場合、最低でも5〜6万円程度は受講費がかかりますが、独学ならかかる費用は必要なテキストや書籍の代金のみです。
好きな場所で好きな時間に勉強できますし、勉強のペースはほかの人に合わせる必要がないため、理解しやすいところは短時間で済ませ、理解しづらかったところに時間をかけるなど、自分に最適な時間の使い方が可能です。
一方で、試験までの学習計画やスケジュール管理まですべて自分で行う必要があります。
テキストだけでは理解できなかった部分があったときに、別の書籍やネットなどで自力で解決していく力も必要だと言えるでしょう。
医療事務の資格取得のために学ぶ内容には、専門的な内容も多く、初めて学ぶ人には難しく感じることもあるでしょう。
自分の知識や性格、勉強のためにどの程度時間や費用をかけられるのかなどを考えたうえで、どうやって勉強するかを選ぶことをおすすめします。