2018年12月12日 [コラム]
医療事務の採用面接でよく聞かれる質問4つ
医療事務の求人に応募して、書類審査で問題がなければ採用面接が実施されることになります。
面接となると緊張してしまうかもしれませんが、医療事務の採用面接で質問される内容はどこでもだいたい共通しています。
あらかじめよく聞かれる質問に対して、自分なりの回答を準備しておけば、落ち着いて面接に臨むことができるはずです。
ここでは、医療事務の採用面接で聞かれることの多い4つの質問と、それらの質問への回答の考え方のポイントなどをご紹介します。
(1)志望動機についての質問
志望動機は採用面接で最初に聞かれることの多い定番の質問です。
未経験であれば「なぜ医療事務の仕事をしたいのか」、未経験・経験者問わず「なぜこの医療機関(病院・クリニック)を選んだのか」が聞かれます。
いずれも「長く働けそうな仕事だから」「自宅から通いやすそうだから」など条件面の理由以外に、やりがいや自分の価値観、性格などと絡めた理由を考えておくのが大切です。
(2)前職についての質問
前職ではどのような仕事をしていたのかや、なぜ退職したのかについても、ほぼ確実に質問されると考えておきましょう。
未経験者の場合は、前職での経験やスキルが医療事務の仕事をする上でどのように役立つと考えているのかを伝えたいところです。
経験者の場合は、前職での具体的な業務内容やスキル、できることとできないことをまとめておきましょう。
退職理由については、ネガティブな理由を伝えるのは避けて、ポジティブな理由に言い換えられるよう考えておくことをおすすめします。
(3)医療に携わる意識についての質問
医療事務スタッフは、その医療機関の「顔」ともいえる存在です。
患者さんへの接し方などを面接で見きわめるために、医療機関で働くということや、いろいろな患者さんと接することについての考え方についてもよく質問されます。
特に未経験で医療事務の仕事をしたいという人の場合は、この部分についてつっこんだ質問やちょっといじわるな質問などをされることもあるかもしれません。
実際に働くことになった場合を想定して、さまざまな状況を想像してみたり、ネットで体験談などに目を通したりして、自分の意識や考え方を明確にしておきましょう。
(4)逆質問「何か質問はありますか?」
医療事務に限りませんが、採用面接では最後に「そちらから何かご質問はありますか?」と聞かれるのが一般的です。
この質問に対して「特にないです」と返したのでは、採用されたいという熱意が低いと受け取られかねません。
条件面などであらかじめ確認しておきたいことなど質問をいくつか用意しておきましょう。
その医療機関のホームページを見れば書いてあるようなことを質問しないよう、しっかりと準備しておきたいですね。
医療事務の採用面接でよく聞かれる質問を4つご紹介しました。
落ち着いて回答できるように、面接前にきちんと自分なりの答えをまとめておきましょう。
もちろん面接では、明るくはきはきと話すことも大切ですよ。