2018年09月25日 [コラム]
医療事務の仕事は子育てと両立できる?
家計や将来の子どもの教育費のことなどを考えて、子育てしながら続けていける仕事を見つけたいと考える女性は多いですよね。
子育て自体がたいへんな仕事なので、子育てしながらさらに別の仕事をするというのは、どんな仕事であっても難しいことです。
医療事務の仕事は、そうした「子育てと仕事を両立したい」と考える女性におすすめな仕事の一つです。
医療事務の仕事と子育てを両立しやすい理由と、両立のポイントをお伝えします。
医療事務の仕事を子育てと両立しやすい理由
勤務日、勤務時間帯を選んで働ける
子どもが小さいうちは、保育園に預けるとしてもフルタイムで働くのは大変ですよね。
医療事務の仕事は、フルタイム勤務に限らず、パートやアルバイトでの求人も多いのが魅力です。
職場によっては週2〜3日のみの勤務や、午前のみ、午後のみの勤務などといった働き方をすることができます。
職場の勤務地を選びやすい
クリニックや病院などの医療機関は、日本全国どの地域にもあるものです。
転勤などの事情で引越しすることになっても、その地域での新たな職場を見つけやすいことは、子育てと仕事を両立していくうえでの大きなメリットでしょう。
また、「自宅の近く」「駅の近く」「子どもを預けている保育園の近く」など、子育てしやすい場所を選んで働くことが可能です。
子育て支援のある職場も
病院など大きめの医療機関には、そこで働く人のための託児所や保育園を院内や近隣に併設しているところもあります。
医師や看護師だけでなく、医療事務の職員も利用できる場合もあるため、こうした職場ならさらに子育てとの両立がしやすいです。
クリニックにはそうした支援自体は少ないかもしれませんが、子育て中や子育て経験のあるスタッフが多い職場なら、子育てへの理解やサポートを得やすい環境だと言えるでしょう。
子育てと医療事務の仕事を両立するポイント
正社員よりパート、アルバイトが両立に向いている
お給料の面で考えれば、もちろん正社員として働くほうがパートよりも稼ぎやすいです。
しかし、正社員は基本的にフルタイムでの勤務となるため、時間的にも体力的にも負担が大きくなります。
小さい子どもがいて、まだまだ子育てにかかる労力が大きい時期であれば、パートやアルバイトなどの雇用形態で、余裕を持った働き方を選ぶのが仕事と育児の両立のコツです。
子育てに対する理解がある職場を選ぶ
勤務地や勤務日、待遇などの条件が自分に合っているとしても、子育てへの理解が少ない職場では、子どもの病気などによる急な休みやシフト変更などに対応してもらえなかったり、対応してもらえたとしても居心地が悪くなったりしやすいです。
子育てと医療事務の仕事を両立して続けていきたいのであれば、子育て中で急な休みの可能性があることなどをあらかじめ伝え、ある程度理解を得られる職場を選ぶようにしましょう。
医療事務の仕事は、子育てとの両立が比較的しやすい仕事です。
とはいえ、仕事と子育ての両立は難しいということに変わりありません。
子育てや生活スタイルと働き方についてじっくりと考えたうえで、両立しやすい職場を探しましょう。