2022年08月22日 [コラム]
医療秘書とはどんな仕事? 仕事内容ややりがいを紹介!
医療系の仕事のひとつである「医療秘書」について紹介する記事。主な仕事内容や、小さなクリニックでは医療事務が医療秘書を兼ねることもあるなどの情報を紹介。仕事のやりがいや、向いている人の特徴を紹介する。
医療秘書の仕事内容とは?
医療秘書とは、医療機関において経営者や医師、看護師などのサポートを行う仕事です。
一般的な「秘書」の仕事を想像するとわかりやすいでしょう。
個人秘書として働く場合は秘書業務のみを選任する場合が多いですが、組織全体の「秘書」として採用された場合は、医療事務の業務と秘書業務を兼任するケースもあります。
・経営者や医師のスケジュール管理、アポ取り
・訪問客の対応、電話負いたい
・医療機関内への情報伝達
・学会に関する事務サポート(資料作成、出演者に同行し会場で待機するなど)
・医療事務の業務(診療報酬請求、カルテ管理や診療記録の入力、診断書等の作成、患者対応など)
なお、大きな病院では「医療秘書」として募集される場合もありますが、小さな規模の病院、クリニックなどでは他の役職と兼任するケースが多いです。
医療秘書のやりがいは? 向いている人の特徴
医療秘書のやりがいは、「縁の下の力持ち」として周りの人たちがスムーズに働けるようサポートをし、感謝されることでしょう。基本的には医療機関の内部で、医療従事者を対象に動く医療秘書ですが、医師や看護師などの仕事を円滑にするために欠かせない存在なのです。
医療秘書に向いている人
医療秘書は、以下のような方に向いています。
・事務作業が得意、もしくは事務職や秘書の経験がある
・几帳面で細かいことによく気が付く
・コミュニケーション能力に優れている
・医療への関心がある
・組織を俯瞰視し、先回りしてサポートするのが得意
医療秘書は職場こそ医療機関ですが、仕事内容は一般的な「秘書」「事務職」に近いのが特徴。そのため事務や秘書の経験がある方、几帳面な方は医療秘書への適性があります。
また医療機関の関係者や患者さん、外部の方々との調整。交渉、連絡をする機会も多いため、コミュニケーション能力に自信のある方にも向いているでしょう。
また医療秘書は、医療に対し興味がある方、組織の潤滑油として調整役、サポート役をするのが得意な方にも向いています。
医療秘書に必要な資格はある?
医療秘書になるために必要な資格は、特にありません。なろうと思えば誰でも応募可能です。
必須資格はありませんが、医療秘書に関する民間資格には以下のようなものがあります。
・医療秘書技能検定
・日本医師会認定医療秘書
これらを取得しておくと、就職に有利になったり、資格手当がついたりする可能性が高まります。
サポートが得意な人にオススメ! 医療秘書の仕事を検討してみよう
医療秘書は医療事務とは少し異なり、ドクターや看護師の直接の補佐を行う職業です。近年では大病院を中心に、医療サービスの提供をスムーズに行えるよう「医療秘書」を置いているところも増えています。
「サポート業務が得意」「裏方として活躍したい」という方は、医療秘書のお仕事にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。