2022年07月22日 [コラム]
資格勉強を挫折する人の特徴とは? 合格を叶えるためのポイント
いざ資格勉強を始めても「勉強が長続きせず、すぐに挫折してしまう」という方は多いものです。
そこで今回は、資格勉強に挫折しやすい人の特徴をご紹介。挫折せず資格勉強を続けるためのコツも解説します。勉強をあきらめてしまいがちな方は、ぜひ参考にしてみてください。
資格勉強に挫折しやすい人の特徴とは?
「テキストや問題集を買って資格勉強を始めた! けれど、すぐに挫折してしまう」
このような方には、次のような共通点があります。
・資格勉強の目的がない
・目標やノルマが大きすぎる
・集中できる環境が無い
・睡眠時間が短い
・失敗した経験がトラウマになっている
資格勉強に挫折しやすい方には「勉強の目的がなく、モチベーションが続きにくい」という方が多く見られます。また反対に、自分に課した目標やノルマが大きすぎて、達成できず挫折……なんてケースも。
そのほかには、環境の問題で勉強になかなか集中できない方や、睡眠不足になりがちな方も勉強に挫折しやすいでしょう。このような状況では資格勉強に集中しにくく、学んだ内容を覚えられなくて挫折してしまう可能性が高くなります。
過去の資格勉強の挫折体験がトラウマになってしまうと、新しく資格勉強を始めても「どうせ長続きしない……」とネガティブになってしまい、負のループが続いてしまいます。
挫折せず資格勉強を継続するためのコツ
挫折することなく資格勉強を続けるには、以下の5つを試してみてください。
“勉強のハードル”を下げる
資格勉強に挫折しやすい人の多くは、勉強に“高いハードル”を感じてしまって億劫になり、勉強を辞めてしまいます。これは勉強に対しハードルを上げすぎてしまい、苦手意識を抱いてしまうのが原因です。
また、時間的な都合で資格勉強ができず、そのままモチベーションが下がってしまう場合もあります。
このような方々には、資格勉強のハードルを下げてみることをおすすめします。
・数分間テキストを読む
・1P分だけ勉強する
・「毎日1時間勉強する」ではなく、スキマ時間を使って勉強する
勉強のハードルを下げることで、毎日少しずつでも資格勉強を継続できるようになります。知識が蓄積されれば勉強も楽しくなっていくでしょう。
小さな目標を達成し続け、「成功体験」を積む
「目標が大きくて挫折してしまう」という人は、小さな目標設定を意識しましょう。
実現できそうな目標を立てて実行し、達成することで「成功体験」が得られます。
成功体験は勉強のモチベーションとなり、自分に自信がつきます。この「自信」が、次の目標を達成する際の原動力となるのです。
勉強を習慣化する
やる気が続かず資格勉強が長続きしない人は、「朝起きたときに30分勉強する」というふうに、勉強を習慣にする仕組みを作ってしまいましょう。「毎日やるのが当たり前」にしてしまうことで、資格勉強の有無がモチベーションに左右されにくくなります。それでも辛い場合は、勉強後のごほうびを設定しておくのもおすすめです。
机の上には勉強道具だけを置く
勉強をする机やテーブルなどが散らかっていると、脳の処理能力が落ち、気が散ってしまいます。集中しにくくなると、学習効率も落ちてしまい、勉強に挫折しやすくなります。
勉強をする場所には勉強道具以外を置かないようにし、常に整理整頓を心掛けましょう。
勉強の成果を“見える化”する
勉強に挫折する人の中には「勉強の成果がわからなくて、本当に身に付いているのか」と不安になって挫折につながることも。そのような方は、勉強の成果を“見える化”することが大事です。
・資格勉強日記をつける
・勉強した日はカレンダーに印をつける
・問題集の同じ問題を定期的に解いてみる
「自分は頑張っている」「勉強したことが身に付いている」と実感できる方法なら、なんでもかまいません。
成果を振り返ることで、自信が付いて勉強が楽しくなります。
資格勉強は続けることが大事! 挫折を防ごう
資格勉強は、なによりも「継続」が重要。「資格を取るだけ」の資格勉強であれば、試験直前の詰め込みでもなんとかクリアできるかもしれません。しかし、学んだ内容をその後の仕事に活かすには、「継続・反復して勉強し、知識として頭に定着させること」がとても大切です。
資格勉強に挫折しがちな人は、ご紹介した“資格勉強のコツ”を参考にして合格を目指しましょう。