2022年06月30日 [コラム]
資格勉強が頭に入らないのはなぜ? 働きながら学習するためのポイント
「働きながら資格勉強しているけれど、内容が頭に入らない」このように悩んでいる方は、「集中できる資格勉強の方法」を知ると良いかもしれません。ここでは勉強内容が頭に入らない原因や、より効率的な資格勉強の方法についてご紹介します。
資格勉強が頭に入らない3つの原因とは?
お仕事や家事、育児などで忙しいなか資格勉強を頑張っている方は多く見られます。そのような方たちが「勉強しても内容が頭に入らない」と困っているときは、以下の3つの原因が絡んでいるケースが大半です。
疲れて集中力がなくなっている
資格勉強の内容が頭に入らないとき、多くの場合は「集中力」が欠けてしまっています。
・疲れて注意散漫になっている
・スマホやテレビ、雑誌などに気を取られている
・勉強しようとしても考えごとをしてしまい、集中できない
仕事帰りなどで疲れていると、スマホや雑誌などの誘惑に負けやすくなります。皆さんも一度は「勉強しようと思っていたら、ついスマホでSNSを見ていた……」なんて経験をしたことがあるのではないでしょうか?
また、資格勉強中なのに仕事のことや家族のことなどを考えてしまい、集中できない場合もあります。
1回で覚えようとしている
「資格勉強の内容が頭に入らない」という方の中には、1回で多くの内容を覚えようとしている方もいます。
これは完璧主義の人に多く見られる現象で、「少ない時間でなるべくたくさん覚えなければ」と頑張りすぎてしまい、かえって学習内容が定着しないままになってしまうのです。
睡眠時間の不足
睡眠時間が不足すると、脳のパフォーマンスが低下します。集中力だけではなく記憶力など、資格勉強に必要な力も低下してしまうため、「勉強しても頭に入らない」と感じてしまうのです。
資格勉強を効率的に進めるための5つのポイント
資格勉強を効率的に進めるには、以下の5つを意識しましょう。
スマホや雑誌を目に入る場所に置かない
資格勉強の際には、集中力を妨げるスマホや雑誌などを視界に入らない場所へ移しておきましょう。物理的に遠ざけることで、「スマホ(雑誌)を触る」という悪しき行動を防いで、勉強に集中しやすくなります。
特に集中したいときは、通知音などもOFFしておきましょう。
耳栓をして勉強する
周りの雑音が気になって勉強に集中できないときは、耳栓やイヤフォンをするのもおすすめです。雑音を遮断することで目の前の「資格勉強」に集中しやすくなります。
睡眠をたっぷりとる
睡眠をたっぷりとると、脳のパフォーマンスが向上し、資格勉強に集中しやすくなります。
最低でも6時間、できれば7〜8時間は睡眠をとるようにしましょう。
学習内容を「思い出しながら」ノートにまとめる
資格勉強は「読むだけ」「テキストの内容をそのまま書き写すだけ」ではなかなか覚えられません。
勉強内容が頭に入らないとお悩みの方は、ぜひ「学んだことを思い出しながら」ノートにまとめてみてください。
「思い出して書く」という行為には、内容を記憶へ定着しやすくする効果があります。ノートにまとめる以外には、自分で小テストを作り、解いてみる方法も有効です。
朝起きてすぐ勉強する
朝起きてから数時間は、1日のうちもっとも頭がクリアになっている状態です。特に、まとめノートを作ったり小テストを解いたりといった「アウトプット」は、夜より朝に向いている勉強方法だといわれています。
朝は集中力も最高の状態でもあるため、夜勉強がはかどらない人は、おもいきって“朝活”をしてみてはいかがでしょうか。
働きながらでも資格勉強はできる! 効率よく学ぼう
忙しい中で資格勉強を続け、結果を出すには「以下に集中できる環境を作れるか」を考えることが大切です。また、まとまった時間が取れない場合は、スキマ時間を使って少しずつ勉強をするのもよい方法でしょう。
集中力を味方につけて、効率よく資格取得を目指しましょう!