2021年09月28日 [コラム]
学習効率を格段アップ! 勉強のアウトプット術とは?
医療事務の資格勉強では、覚えることがたくさんあってなかなか進まない……という方も多いのでは?特に仕事や家事・育児などでまとまった勉強が取れない人なら、なおさら「勉強を効率よく進められたらいいのに」と思いますよね。
効率良く勉強を進めるには、「アウトプット」を意識してみるのがおすすめです。ここでは勉強に大切な“アウトプット術”をご紹介します。
勉強の効率アップには「アウトプット」が重要?
医療事務の資格試験では、医学・薬学の知識やレセプト業務についてなどさまざまな知識を問われます。合格を目指すにはそのさまざまな知識を学び、頭に定着しておかねばなりません。
しかし中には「勉強しても内容がなかなか覚えられず、すぐに忘れてしまう」という人もいるのではないでしょうか。特にお仕事や家事、育児などをしながら資格取得を目指している人などは、勉強に使える時間も限られてきます。
実は勉強では、見たり聞いたりして覚える「インプット」よりも「アウトプット」が大切だといわれています。アウトプットとは、大まかに言うと「覚えた知識を使うこと」。英語を勉強しても使わないと忘れてしまうのと一緒で、覚えた知識を何らかの形で外へ出し、使うことが大事なのです。アウトプットをすると覚えた知識が脳に定着されて忘れにくくなります。つまり、勉強の効率が上がるというわけです。
学習効率アップ! アウトプットの具体的な方法とは?
アウトプットの重要性について知ったところで、具体的にはどのようにすればよいのでしょうか?
さっそく、効果的なアウトプットの方法を見ていきましょう。
学んだ内容を自分で短くまとめる
もっともオーソドックスで手軽にできるアウトプット方法が、学んだ内容をメモやノートにまとめることです。
学習内容を要約して短くまとめるには、内容をインプットしたうえでしっかりと理解している必要があります。そのためまとめていく過程で自然と学習内容に対する理解度が高くなります。
また、ノートなどに短くまとめておくことで、試験前に再確認や復習をするときにも役立つので一石二鳥です。
テストで力試しをする
多くの方は、学生時代に小テストをおこなった記憶があると思います。実はこれも立派な「アウトプット」であり、試験勉強にもとても効果的な方法です。
テストでのアウトプットは、一通り学んだあとが効果的です。テキストに載っている問題でもいいですし、問題集を使ってもよいでしょう。繰り返しテストを行うことで学習内容が記憶に定着されていきます。
勉強した内容を人に教える
アウトプットで記憶の定着を目指したい人は、自分が勉強した内容を人に教えるのも良い方法です。人に説明する際には学んだ内容をしっかりと把握したうえで、細かい部分まで理解しておく必要があります。また人に話すことで脳が刺激され、知識がより記憶に刻まれやすくなるのです。声に出して説明することで知識が整理されていきますし、疑問点や知らないことなどにも気付きやすくなります。
アウトプットで記憶への定着を高めよう!
毎日忙しい中で資格の勉強をするなら、なるべく効率的に進めていきたいもの。しかしひたすら暗記、暗記の勉強を続けるのは、よほど暗記が得意でない限りは効率的といえません。限られた時間を有効に使って効率良く学習したい方は、覚えた知識を積極的にアウトプットすることを意識してみましょう!