2021年04月30日 [コラム]
効率よく勉強しよう! 勉強の集中力をアップさせるための方法!
勉強を始めても集中力が続かない……という方は少なくありません。特に疲れているときなどは「勉強をしようとしても気が散ってしまい、なかなか進まない」という方も多いでしょう。
そこで今回は、勉強の集中力をアップさせる環境づくりや、集中力を高める方法をご紹介します。
集中力アップには、まず勉強の環境を整えよう!
勉強に集中できない原因には、「勉強する環境」が大きく関わっている場合があります。
勉強に集中しやすい環境を作るには、以下のポイントを意識しましょう。
机の上に余計なものを置かない
勉強をする机やテーブルの上が散らかっていると、置かれているものを認識し、見るために脳へ負荷がかかります。その結果、気が散りやすくなってしまうのです。
机の上には手の届く場所にノートやテキスト、筆記用具だけを置くようにするのがベスト。スマホもできれば見えない場所に置きましょう。
こうすることで脳に余計な負荷がかからず、目の前のやるべきことにだけ集中できます。
誘惑の多い場所で勉強しない
寝室のベッドの上やソファーなどで勉強をすると、なかなか集中できず勉強がはかどりません。これらの場所は脳が「くつろぐ場所」と認識しているため、勉強のスイッチが入りにくいからです。
「勉強をする際は勉強机やリビングのテーブル」というふうに、いつも勉強する場所を固定しておくことが大切です。
勉強の集中力をさらにアップさせる方法
勉強をしやすい環境を整えたら、さらに集中力をアップさせる方法を試してみましょう。
ポモドーロ・テクニック
ポモドーロ・テクニックとは、「勉強時間を25分、休憩を5分のサイクルを繰り返しおこなう」という方法です。
人間の集中力は時間とともに低下していきます。しかし、合間にこまめな休憩を挟むことで、集中力が持続しやすくなるということが、研究により明らかになっています。これを応用したものがポモドーロ・テクニックです。
ポイントとしては課題を決めたらタイマーで時間を測りながら実行することと、勉強・休憩の時間にはそれぞれ「勉強だけ」「休憩だけ」に集中することです。25分が短く感じる方は、無理のない範囲で少しずつ勉強時間を延ばしてみるのもいいでしょう。
音楽を利用する
勉強を始める前に自分のお気に入りの音楽を聴くと、やる気を引きだす「ドーパミン」が脳から分泌されます。これにより勉強に対するやる気も湧いてくるほか、集中しやすくなるなどのメリットがあるのです。
また、作業中に川のせせらぎや海の波音、鳥や虫の声などの自然音を流すのもおすすめです。
これらの音楽には学習効果を高めてくれる効果があります。小さな声で会話するくらいの音量(50デシベル)を目安に、勉強用BGMとして流してみましょう。
休憩で散歩や筋トレをする
勉強中は同じ姿勢でいる時間が多いため、血流が悪くなりがち。すると、脳へ酸素が運ばれにくくなるため、どうしても集中力がダウンしたり、イライラしたりしやすくなるのです。
そんなときは10分程度でいいので、散歩や筋トレをして体を動かすといいでしょう。
体を動かすことで血流が良くなり、脳が活性化してくれます。また、肩こり・腰痛の改善や脚のむくみも取れるので、すっきりとした気持ちで勉強に向き合えるようになります。気分転換にもなるのでおすすめですよ。
集中力をアップさせて効率よく勉強しよう!
勉強で覚えたことをしっかりと定着させるには、何度も反復して問題を解いて覚えることが大切です。
限られた時間の中で効率よく資格の勉強をするには、いかに集中力をアップできるかがカギとなります。
今回ご紹介した方法は今日からすぐにでもできるものばかりなので、ぜひ試してみて下さいね!