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2021年02月19日 [コラム]

調剤報酬請求事務技能認定とはどのような資格?

調剤報酬請求事務技能認定とはどのような資格?

医療事務こそぜひ取得しておきたい資格のひとつに、「調剤報酬請求事務技能認定」があります。特に保険薬局で請求事務業務に携わる人にとっては、調剤報酬請求事務に関する知識は必須ともいえるでしょう。
そこで今回は、調剤報酬請求事務技能認定とはどのような資格なのか、資格取得方法や費用と合わせてご紹介します。

調剤報酬請求事務技能認定とは?


調剤報酬請求事務技能認定は、一般財団法人・日本医療教育財団が主催する民間資格です。

近年は国の方針により病院外の薬局で薬を処方してもらう院外処方が浸透しており、調剤薬局での調剤報酬請求事務スキルや知識にすぐれた人材が求められています。そこで、調剤報酬請求事務に特化した知識・スキルを持った人材育成を目的につくられたのが「調剤報酬請求事務技能認定」です。

調剤報酬請求事務スタッフは、薬剤師のサポートをしつつレセプト(調剤報酬明細書)を作成したり、受付業務をおこなったりするのが主な仕事です。そのため、請求事務の処理能力はもちろん、薬剤に関する知識や医療保険制度などの知識も必要になります。そしてこれらの知識・スキルを身に着けたことを証明できる資格が「調剤報酬請求事務技能認定」なのです。

調剤報酬請求事務技能認定の資格を得る方法


調剤報酬請求事務技能認定の試験を受けるには、まず一般財団法人・日本医療教育財団が認めた所定のカリキュラムを受講する必要があります。
カリキュラムにて技能を習得したあと、修了試験に合格すれば資格取得となる仕組みです。

試験では「医療保険制度」「高齢者医療制度」「公費負担医療制度」「医事法規一般」「薬学一般」「保険薬局業務」の6つのジャンルにわたって学科試験が実施され、さらに調剤報酬明細書の作成、点検の実技試験もおこないます。学科試験は三択式のため、しっかりと勉強さえしていれば合格率は高いです。

資格取得にかかる費用


調剤報酬請求事務技能認定の試験を受けるには、認定料として3000円を納める必要があります。
また、試験にチャレンジするには日本医療教育財団が認定した「調剤薬局事務講座」を受講することが必須です。
受講費用は通信講座か通学かによっても異なりますが、およそ3万円台〜4万円台が相場です。
試験までの日にちが少ない方、急いでいる方には短期間で調剤薬局事務について学べる講座などもありますので、資格取得までのプランに合わせて自分に合うものを選んでみましょう。

「調剤報酬請求事務技能認定」は保険調剤薬局で活躍できる資格!



調剤報酬請求事務技能認定とはどのような資格?

調剤報酬請求事務技能認定は受講期間が1ヶ月〜4ヶ月と短期間で学べるのが大きな魅力。お仕事や家事・育児と並行して勉強がしやすく、身に着けたスキルはそのまま実務に活かすことができるので持っていて損がない資格だといえるでしょう。
保険調剤薬局・ドラッグストアなどで調剤報酬請求事務の仕事に就きたい方は、ぜひ取得を目指してみてください。

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